警察の体質を変えない限りストーカー事件はなくならない！！
東京都三鷹市で高校3年生の鈴木沙彩さん（18）が刃物で切られて殺害された事件で、鈴木さんがストーカー被害を警察に相談していながら命を奪われたことから、警察庁長官は、10月10日の会見で「なぜこの尊い命を救えなかったのか徹底した確認作業を行ってもらいたい」と述べ、警視庁に当時の対応について検証するよう求めた。
鈴木さんは三鷹署にストーカー被害を相談。鈴木さんの求めに応じ、警察官は相手の男の携帯電話に3度電話をかけ、署に連絡するよう留守番電話にメッセージを残していた。
この対応について元検察官の落合洋司弁護士はツイッターで「三鷹署が、ぱぱっと電話して警告しようとした、というのが適切だったかどうかだろう」と疑問視。逆に警察からの着信履歴を見たことが、引き金となり殺害に走ったという可能性もあると述べた。
また落合弁護士は警察の基本的な立場について「男女関係が絡む事件で、警察、特に警視庁は『放置』が基本だから。しつこくしつこく言わないと動かないし、動いてもおざなりにしか動かない、というのが基本」と説明。「人が死ぬくらいにならないと本気では動かない、と国民は考えておいたほうがよい」と注意を呼びかけており、「人が死んだりすると、今度は壮大な言い訳が始まる」と警察の体質にも触れている。
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